FX取引のコストは単純に「売買手数料」だけでは比較できません。
最近は「手数料無料」をうたっているFX会社が増えていますが、これらの会社は売値と買値の差である「スプレッド」で利益を上げています。
取引コストを比較するときは、「手数料」と「スプレッド」の両方を合わせて比較検討する必要があります。
手数料が無料でしかもスプレッドが狭い、取引コストが安いFX会社として以下が挙げられます。
(ただし情報は2015年6月1日現在)
■外為どっとコム (取引手数料無料、スプレッド・米ドル/円 0.3銭)(原則固定)
「業界最狭水準スプレッド」をうたっています。
コストが安いFX会社としては不動の人気があります。
■SBIFXトレード 取引手数料無料、スプレッド・米ドル/円 0.27銭(原則固定)
SBIグループの豊富な資金力を活かして、個人投資家にプロ投資家なみの「ディーラーマンプライス」のレートを提供しています。
徹底して取引コストを安くおさえています。
■ヒロセ通商 (取引手数料無料、スプレッド・米ドル/円 0.3銭)(原則固定)
業界最低水準のコストながら、提供している通貨ペア数が多く、コンテンツも充実しています。
■DMM.com証券 (取引手数料無料、スプレッド・米ドル/円 0.3銭)(原則固定)
ユーロ/円、ポンド/円などの通貨ペアのスプレッドも最も狭い水準です。
コストが安いながら使い勝手のいい会社といえるでしょう。
■マネーパートナーズ (取引手数料無料、スプレッド・米ドル/円 0.3銭)(原則固定)
同じく業界最低水準ですが、なんと100通貨単位の取引でも手数料が無料というのが魅力です。
■外為ジャパン (取引手数料無料、スプレッド・米ドル/円 0.3銭)(原則固定)
初心者に安心なコンテンツが豊富です。
■楽天証券 ((取引手数料無料、スプレッド・米ドル/円 0.3銭))(原則固定)
楽天証券は株取引や投資信託も扱っていて、クレジットカードも歯こうしています。
これらを利用している人には使いやすい会社です。
■GMOクリック証券 (取引手数料無料、スプレッド・米ドル/円 0.3銭)(原則固定)
業界最大手なので、コストが安いけれども充実したサービス内容です。
■FXブロードネット (取引手数料無料、スプレッド・米ドル/円 0.3銭)(原則固定)
くりっく365の取扱もある会社です。
上記でご紹介した会社はいずれもFX取引のコストが最も低い水準の会社です。
このなかでどれを選ぶかは、自分の投資スタイルや各社が提供する通貨ペアの選択肢などで決めましょう。
また、上に挙げた以外の会社でも、定期的に「キャンペーン」と称して、1000円~30000円程度の「キャッシュバック」や「低スプレッド」を実施しています。
低コストを重視するなら、各社のキャンペーンも見逃さないようにしましょう。”